なんかぶつぶつ言ってます。
私の履歴書(笑)についてどなたからかはわかりませんが
アンコールをいただいたので追記です。
というわけで2回に分けて制作裏話的なものでも。
●Pd編
Pdについては前回ある程度書いたのですがもう少し追加。
pdなんですが、制作は半年でほぼ終わっていたのですが、
実は完成+公開までは+3か月くらいかかってます。
というのは、「公開」に対する迷いがあったからです。
そもそも、Pdを作っている時点では、公開するつもりはなく
ただ自分のシナリオを形にして、それを自分で楽しめればいいという感覚でした。
でも、作っているうちにだんだん「完成したら公開しようか」という気持ちが膨らんできまして
それに伴って、いろいろと迷いが生じてきたわけです。
というのも、私は当時ネットなんてほとんどしてなくて
ネットに対する警戒心がすごかったんです。
それは「情報漏洩などの危険性」もあることはありましたが
それよりは「匿名性による攻撃性(つまり荒らし)」のほうを警戒してました。
なので「公開はしたいけど、荒らしは怖い」というジレンマで3か月くらい悶々としていたのですが
いろんなサイトを見て、
荒らしというのはそう頻発するものではなく
むしろ閲覧者と管理人の関係派良好なところのほうがはるかに多い
(少なくとも、私が想像していたほど荒れた場所ではない)
という結論に至り、サイト開設=Pd公開の運びとなりました。
あ・・・ちなみにサイトはここのことではありません。
残念ながらその時立ち上げたサイトは2年くらいで閉鎖しています。
●ROH編
上で述べたとおり、Pd公開のために新設サイトを立ちあげたわけですが
その滑り出しはまあまあ順調だったと思います。
とはいえ、公開作品が一つだけの特に名も知られてないサイトのカウンタはすぐにさびしいことになります(笑)
――それは今もだってツッコミはひとまず却下しますが
要するに、そういうわけでサイト開設後しばらくして私はこう思ったわけです。
「新作を作らにゃいかん!それももっと一般受けするやつ!」
今は別にそういうことは気にしてないんですが
当時、公開する前から私は「Pdは話が暗過ぎて一般受けしないだろう」と思っていまして、それをすごく気にしていました。
というわけで、1作目とは正反対の作風で「明るい・王道」を目指そう
というコンセプトで作り始めたのがROHでした。
ROHのシナリオは
「飛び散ったヒロインの記憶を探していろんな世界を旅する某漫画」
にヒントを得たというのは昔どこかで書いた気がしますが、
まあとにかくそんなわけで
「ヒロインを助けるために旅に出た王子の冒険譚」というまさに王道なストーリーがここに誕生するわけです。
このときの制作の背景はというと、実に恵まれてましたね。
仕事は楽で5時ダッシュ可能でしたし・・・あの頃はよかったなあ(遠い目)
そういうわけで、制作期間は何と3か月!
いくらオフが暇だったにしてもあれを3か月でというのは自分でも驚異的だと思いますが、
今思うに、この頃はあまり制作にこだわりがなかったせいだと思います(苦笑)
当時も「制作がスランプだ」的な日記は書いてましたが、今にして思えばスランプのうちにも入らんというか、悩みなかったなって思いますから(笑)
で、ROH公開したんですが
――あ、そういえば制作当時は3章に分けて1章完成ごとに公開してました。
今から考えると恐ろしいことをしてたと思います(笑)――
一般受けを狙ったとはいえ、自分の予想外に反応が良すぎました(苦笑)
そのせいで、その後しばらく
「自分の本来の作風と周囲の好む作風のギャップ」に悩みジレンマに陥るわけですが、それはまた次の話。
●Origin
さて、Originですが。
これの制作時期ほど周囲の意見に翻弄されてた時期はないと思います。
というのも、上で述べたとおりROHの反応がよすぎたせいで
元の作風に戻すのにいろいろ迷いが生じたせいです。
Originは、大学時代に受けた医学部開設の講義(一般教養ですよもちろん)に影響されてストーリーを思いついた
というのは昔どこかで書いた気がしますが
そういうわけでOriginの根底にあるテーマは至極真面目かつシリアスで
ROHの作風からはかけ離れてることは自分自身分かってたので
好みが分かれるであろうシナリオに対する悩みはありましたし
あと、シナリオが一般受けを狙ったせいで、システムに関しても
一般受けにしてほしいというような意見をもらうことが多くて
(最後は飛行船であちこちいけるようにしてほしいなど)
それにも若干翻弄されました。
というような状況で、
元々シナリオが難しくて苦戦するのに加えて周囲の意見にも翻弄されて
かなりグダグダな状態でOriginを完成させたわけですが
これが予想通り反応が悪くてですね・・・(苦笑)
一部のご近所さんのぞいてほっっとんど感想もらえなかったのははじめてだったのでショックでしたね(苦笑)
ショックだったので、逃亡したい衝動に駆られたのですが
その時は周囲のフォローもあってなんとかとどまりました。
ただ、そこから少しずつ何かが崩れていく兆しが見え隠れするのですが、それはまた次の話。
●ROH2編
Origin公開後、やや低迷した状況で次回作の構想を練るのですが
実はそのころからオン関連で水面下でいろいろ事件が起こりはじめまして
精神的に少し参りかけてました。
そういうわけで、
無性に明るい話を作りたい気分になった私は
作る予定だった話をとりやめてROH2を作ることにします。
ちなみに、当時作る予定だったのは「Answer」というシリアス中編もので
雰囲気的にはREVERSEに近い感じの話です。
主人公(ちなみにアーク系です(笑))には結構思い入れがあるので、いつか作れたら作りたいなあと思ってます。
というわけで、明るいRPG第2弾を作ってるはずだったのですが
結局のところ当時の精神状態を反映してむしろ暗い話になってしまいました(汗)
これを作っている間も、あいかわらず水面下ではごたごたがありまして
制作中いったんはサイトを閉鎖(休止?)したものの
一応完成だけはさせておきたかったので
その後も制作だけは続けてたのですが
ROH2のラストの主人公の台詞をうってたら
「主人公にこのセリフを言わせておいて、自分が戻らなかったら嘘だよな」って思って戻ってきたという経緯があったりします。
ただ、それも長続きはしなかったんですけどね・・・
結局は、迷ってる状態が長々続いてる状態のところへさらなる事件が起きて
「もうネットはしない」という決断をするに至り、サイトを閉鎖することになります。
というわけで、本当にネットしない状態が1か月ほど続きまして。
その後頭が冷えてから
「これで終わったらトラウマになるかもしれん」と思い
リハビリ兼ねてブログだけ1月ほどかいてるうちに、
「サイト復活させてみるか・・・」という気持ちになって
今のサイトを立ち上げることになるのでした。
そんなわけで、LL以降が今のサイトでの作品になるのですが
きりがいいのでそれは後篇へ続きます。
アンコールをいただいたので追記です。
というわけで2回に分けて制作裏話的なものでも。
●Pd編
Pdについては前回ある程度書いたのですがもう少し追加。
pdなんですが、制作は半年でほぼ終わっていたのですが、
実は完成+公開までは+3か月くらいかかってます。
というのは、「公開」に対する迷いがあったからです。
そもそも、Pdを作っている時点では、公開するつもりはなく
ただ自分のシナリオを形にして、それを自分で楽しめればいいという感覚でした。
でも、作っているうちにだんだん「完成したら公開しようか」という気持ちが膨らんできまして
それに伴って、いろいろと迷いが生じてきたわけです。
というのも、私は当時ネットなんてほとんどしてなくて
ネットに対する警戒心がすごかったんです。
それは「情報漏洩などの危険性」もあることはありましたが
それよりは「匿名性による攻撃性(つまり荒らし)」のほうを警戒してました。
なので「公開はしたいけど、荒らしは怖い」というジレンマで3か月くらい悶々としていたのですが
いろんなサイトを見て、
荒らしというのはそう頻発するものではなく
むしろ閲覧者と管理人の関係派良好なところのほうがはるかに多い
(少なくとも、私が想像していたほど荒れた場所ではない)
という結論に至り、サイト開設=Pd公開の運びとなりました。
あ・・・ちなみにサイトはここのことではありません。
残念ながらその時立ち上げたサイトは2年くらいで閉鎖しています。
●ROH編
上で述べたとおり、Pd公開のために新設サイトを立ちあげたわけですが
その滑り出しはまあまあ順調だったと思います。
とはいえ、公開作品が一つだけの特に名も知られてないサイトのカウンタはすぐにさびしいことになります(笑)
――それは今もだってツッコミはひとまず却下しますが
要するに、そういうわけでサイト開設後しばらくして私はこう思ったわけです。
「新作を作らにゃいかん!それももっと一般受けするやつ!」
今は別にそういうことは気にしてないんですが
当時、公開する前から私は「Pdは話が暗過ぎて一般受けしないだろう」と思っていまして、それをすごく気にしていました。
というわけで、1作目とは正反対の作風で「明るい・王道」を目指そう
というコンセプトで作り始めたのがROHでした。
ROHのシナリオは
「飛び散ったヒロインの記憶を探していろんな世界を旅する某漫画」
にヒントを得たというのは昔どこかで書いた気がしますが、
まあとにかくそんなわけで
「ヒロインを助けるために旅に出た王子の冒険譚」というまさに王道なストーリーがここに誕生するわけです。
このときの制作の背景はというと、実に恵まれてましたね。
仕事は楽で5時ダッシュ可能でしたし・・・あの頃はよかったなあ(遠い目)
そういうわけで、制作期間は何と3か月!
いくらオフが暇だったにしてもあれを3か月でというのは自分でも驚異的だと思いますが、
今思うに、この頃はあまり制作にこだわりがなかったせいだと思います(苦笑)
当時も「制作がスランプだ」的な日記は書いてましたが、今にして思えばスランプのうちにも入らんというか、悩みなかったなって思いますから(笑)
で、ROH公開したんですが
――あ、そういえば制作当時は3章に分けて1章完成ごとに公開してました。
今から考えると恐ろしいことをしてたと思います(笑)――
一般受けを狙ったとはいえ、自分の予想外に反応が良すぎました(苦笑)
そのせいで、その後しばらく
「自分の本来の作風と周囲の好む作風のギャップ」に悩みジレンマに陥るわけですが、それはまた次の話。
●Origin
さて、Originですが。
これの制作時期ほど周囲の意見に翻弄されてた時期はないと思います。
というのも、上で述べたとおりROHの反応がよすぎたせいで
元の作風に戻すのにいろいろ迷いが生じたせいです。
Originは、大学時代に受けた医学部開設の講義(一般教養ですよもちろん)に影響されてストーリーを思いついた
というのは昔どこかで書いた気がしますが
そういうわけでOriginの根底にあるテーマは至極真面目かつシリアスで
ROHの作風からはかけ離れてることは自分自身分かってたので
好みが分かれるであろうシナリオに対する悩みはありましたし
あと、シナリオが一般受けを狙ったせいで、システムに関しても
一般受けにしてほしいというような意見をもらうことが多くて
(最後は飛行船であちこちいけるようにしてほしいなど)
それにも若干翻弄されました。
というような状況で、
元々シナリオが難しくて苦戦するのに加えて周囲の意見にも翻弄されて
かなりグダグダな状態でOriginを完成させたわけですが
これが予想通り反応が悪くてですね・・・(苦笑)
一部のご近所さんのぞいてほっっとんど感想もらえなかったのははじめてだったのでショックでしたね(苦笑)
ショックだったので、逃亡したい衝動に駆られたのですが
その時は周囲のフォローもあってなんとかとどまりました。
ただ、そこから少しずつ何かが崩れていく兆しが見え隠れするのですが、それはまた次の話。
●ROH2編
Origin公開後、やや低迷した状況で次回作の構想を練るのですが
実はそのころからオン関連で水面下でいろいろ事件が起こりはじめまして
精神的に少し参りかけてました。
そういうわけで、
無性に明るい話を作りたい気分になった私は
作る予定だった話をとりやめてROH2を作ることにします。
ちなみに、当時作る予定だったのは「Answer」というシリアス中編もので
雰囲気的にはREVERSEに近い感じの話です。
主人公(ちなみにアーク系です(笑))には結構思い入れがあるので、いつか作れたら作りたいなあと思ってます。
というわけで、明るいRPG第2弾を作ってるはずだったのですが
結局のところ当時の精神状態を反映してむしろ暗い話になってしまいました(汗)
これを作っている間も、あいかわらず水面下ではごたごたがありまして
制作中いったんはサイトを閉鎖(休止?)したものの
一応完成だけはさせておきたかったので
その後も制作だけは続けてたのですが
ROH2のラストの主人公の台詞をうってたら
「主人公にこのセリフを言わせておいて、自分が戻らなかったら嘘だよな」って思って戻ってきたという経緯があったりします。
ただ、それも長続きはしなかったんですけどね・・・
結局は、迷ってる状態が長々続いてる状態のところへさらなる事件が起きて
「もうネットはしない」という決断をするに至り、サイトを閉鎖することになります。
というわけで、本当にネットしない状態が1か月ほど続きまして。
その後頭が冷えてから
「これで終わったらトラウマになるかもしれん」と思い
リハビリ兼ねてブログだけ1月ほどかいてるうちに、
「サイト復活させてみるか・・・」という気持ちになって
今のサイトを立ち上げることになるのでした。
そんなわけで、LL以降が今のサイトでの作品になるのですが
きりがいいのでそれは後篇へ続きます。
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