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***

タイトルの件ですが、思いつきで番外編小説ぽいのの序盤だけ書いてみました。
続くかどうかはわかりません;





私が彼女と出会ったのは、
私がそこで3度目の春を迎えようとしている時だった。



まだ寒さの残る3月の下旬。
数日前までは暖かな陽気に覆われていたのが嘘のように
冷えた空気が辺り一帯を支配し、
あたかも季節が数か月巻き戻ったような感覚を起こさせた。


4月を迎える直前のこの時期、
この周辺の気候は日によってひどく変わりやすいということを
私は過去の2回の経験から知っていた。


少しロマンティストな同級生などは
「空の上で春の神様と冬の神様が戦っているみたい」などと表現していたが、
私たちにとっての神は光の神ゼノン神だけであり
戦う相手は邪神ハーヴィスしかありえないので
その表現はいささか不謹慎であるかもしれない、
とそれを聞いた私は思ったものだった。
もっとも、そんなことを言えばお堅い奴、と鬱陶しがられることは明白だったので、口に出しては言わなかったが。


私がここ――セントフィリス大聖堂に来てから3年が経過しようとしていたが
私にはいまだに親友、と呼べる人間がいなかった。
それは、上で述べたような自分の生真面目な性格のせいだけではなく、
私自身が積極的に彼らに関わろうと思っていなかったせいだろうと思う。
私にとって、彼らは友ではなくライバルであり、
そして自分のよりどころとすべきは友ではなく、信仰であり聖書であった。



しかし、そのよりどころであるはずの聖書の内容が今日は一向に頭に入ってこない。
私は先ほどから同じ文章を目でなぞっては、
自分の精神力の低さにいらだちを募らせていたが、
やがて聖書を読むこと自体を諦めると静かに本を閉じた。


自分の気持ちを乱している原因が、
今日ここにやってくるはずの転校生であることを
私は十分に認識していた。


セントフィリス大聖堂といえば、
ほとんどの人間にとってあこがれの場所であり
難しい編入試験を受けて入ってくる人間は特に珍しくもなかったが
今回の転校生はこれまでの転校生とは事情が違った。


自ら編入を望んで来るのではなく
大聖堂のお偉いがたがわざわざ相手のもとに足を運び、
頼み込んで連れてくる特別な少女である――
と聞けば、どれだけ大聖堂の事情に疎い人間でも相手がどういう存在であるか想像はつくであろう。
もちろん、単なる優秀な学生ということではない。


それはつまり、その転校生が
ゼノン神に愛されし少女――新たなる神の愛娘(メシア)である
ということであった。



「神の愛娘・・・・・・シリル=オーガスト――か」


と、その転校生の名前をつぶやいて
私はそのまだ見ぬ彼女について想像をめぐらせた。



***


エナ視点で、シリルとの出会い編を書こうかな、なんて思って勢いでかきました。
つづく・・・・・・かどうかはわかりません><


これだけかくのに2~3時間かかってます。
遅筆すぎるorz


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