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なんかぶつぶつ言ってます。
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番外編のつづきをちまちまかいてみます。


<言い訳/>
私は小説は大体神の視点で3人称で書くので
一人称で書くのが難しいです><

つか、「私」で書いてると
自分のことについて作分をかいているような気分になる・・・

まあ、彼女と私は内面は似てるんですけどね(苦笑)


<言い訳>

私の想像する“神の愛娘”のイメージとは、
前の神の愛娘であったティーア=フェリシアその人のイメージだった。
といっても、私が生まれた時にはもう彼女は亡くなっていたので
実際に本人を見た印象、ということではない。
私の中の彼女のイメージとは、母が何度も私に語って聞かせた英雄譚の英雄としてのイメージだった。


私の両親は二人ともセントフィリス大聖堂の出身ではなかったが
非常に信仰心の篤い信者であり、
特に母は、自分と年の近かった前の神の愛娘に心底心酔していたようだ。
だから、その彼女が魔王と一騎討ちの末倒した――という話を娘の私に何度も聞かせては、最後に
「お前もこの方のように立派な人物になるのですよ」
と締めくくるものだから
いつの間にか私自身も
「神の愛娘様のような立派な人物になるのだ」
と思うようになっていた。


その、神の愛娘への憧れは私の目標だったといってもよい。
母の語る、「神の愛娘のような立派な人物」になるために
日々勉学にいそしみ努力を続けているうちに、
私の目標は「神の愛娘のような人物」ではなく「神の愛娘そのもの」になることに変わっていた。
それは、あるいは単に自分の努力をゼノン神様に認めてもらいたいという切望だったのかもしれないが、
もし自分の努力をゼノン神様に認められて神の愛娘となったなら――
魔族との争いが起きたときには先陣を切って戦うのだ、
などと大それた想像をしてみたこともあった。


それだけに、
ある日突然「神の愛娘が現れた」という話を聞かされた時、
私は体の力が一気に抜け落ちるような感覚を覚えた。

自分の努力をゼノン神様は認めてくださらなかった―

そう考えると、これまでの自分の行いが馬鹿らしく見えて
一瞬ひどく惨めな気分になったが、
「いや、きっとこういう心の醜さがいけなかったのだ」
と、あわてて自分の思考を打ち消して、
「そう、きっと今度の神の愛娘様はよほど優れた人物なのに違いない」
と思いなおした。


母に何度も聞かされたような、
意思の強さと慈愛に満ちた美しい女性――


自分の理想とする神の愛娘像を思い描いて少し気持ちを落ち着かせると、
私は壁の時計に目をやった。
何年も前から同じ場所で時を刻み続けてきたのであろう
古ぼけた壁掛け時計が10時少し前を指している。


「そろそろ来るころかな」


と、誰もいない個人部屋で一人つぶやくと、
私は勢いよく椅子から立ち上がった。


***


これにまた数時間・・・
話が一向に先に進まないですねえ。


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